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二人雑談001(前編)たわいない雑談の積み重ねによる定点観測が物語をつくる。

<はじめに:雑談した人のご紹介>

昨日のとーます:本サイト発行人(以下:と と表記)
デルータ:ゆるい感じのフリーランス、女性(以下;デ と表記)

雑談ブームが来る!? 来た!

と:今度下北沢に物件を借りるんですよ。ビルッジ*がシモキタにできるんです。

*ビルッジ:昨日のとーますが岐阜や宮崎で運営している「地域の縁側」的秘密基地。各種イベントや食事会、ボードゲーム会など、「やりたい人がやる」スタイルで行っている。

:おー。いいね!シモキタ。

:もともとアキバとかで探してたんですけど。自前で、20万円くらいとかで。でも、たまたま東京でサポートしているお医者さんが、ちょうどビルッジみたいなところをやりたいらしくって。診療所を始めるんだけど、訪問(診療)だから別に患者さんは来ないんですよ。だから使うのはワンルームで良くって。他は「昨日のとーますくん、自由に使ったら?」みたいな(笑)。まぁ「俺もカネ払いますよ」ということなったんですけど。

:いいねー。

:で、いきなりですけど、昨日のとーます、最近雑談ブーム過ぎるんですよ。

:いきなり(笑)。

:マジやばいです。もう雑談コモンを始めてから、非常に滑り出しがいいです。

:えーー、どんな風に?

:あんまり時間は取られないけど、価値はそこそこ高そう、という感じはする。あとチャットだと可視化される・見返せるってのは、すごい良いんだなってことが分かりました。

:基本、文字雑談なの?

:あ、はい。文字雑談は無料にしているんですよ、ChatWorkで。創業期の人とかだと、物件探しを一緒にやったりとか。俺の趣味の領域なんだけど(笑)。

:うんうん。

:というのもあるし、「これどう思います?」みたいなのとか、それこそ会社の名前をどうしようか、とか。そういう雑談に付き合ったり。で、1日1回必ず一行はレスが来るんですよ、ほぼ。

:へぇーー!

:相手によるんだけど、1人でやっている株式会社の人とかは、絶対来る。寂しいのもあると思う、俺もそうやけど。

:わかるー!

:なんかこう、「しょーもないんだけど送りたい」みたいなので、すぐじゃなくてもいいからレスが来るとか、盛り上がるとガーって盛り上がるみたいなの。社員さん雇ってる人だと送る相手いるけど、1人でやっている人で、いろいろ進めてて時間もメッチャ忙しいクリエイティブワークなんかの人が多い。”箸休めに昨日のとーますさん”みたいな(笑)。

:箸休まらない!

:休まらない、拡散してしまうから。箸休まらない箸休め。

:わかるよ、私も個人でやっているから、たまに「今日佐川さんとしかしゃべってない!」みたいな、たまに(笑)。

:全然ある。娘とプリキュアの話しかしてないとか(笑)。移動範囲とかも今日なら自宅じゃん。送り迎えをしない日なんて一歩も出ないからね。

:それすごいよねー、ちょっと未来の人だと思う。

:未来過ぎて運動不足で。間違いなくこれからは運動とかの支援が必要だってことはわかる。自分が当事者だから。

:それはそうだよー。

「何を相談したらいいか分からない」から雑談は始まる

― じゃあ、オンラインで「今から50回ストレッチしようぜ」とか「スクワットしようよ」とかもいいね。

:そうライザップみたいな。「みんなでやろうぜ!」的なののライトなやつとかは、めっちゃいいと思う。デルータさんみたいな、ちょっと元気な人が「さぁ、みんなでやりましょうよ!!」 みたいな(笑)。最近、けっこう多いのが、進捗管理、ケツ叩きみたいなニーズがあるみたいで。雑談しつつ「あれやりました?」とか、たまに送ると「めっちゃ助かる」って。

:あー!

:「漏れてました!」とか来るので、「じゃ、今から1時間それやります?」「じゃ、この1時間の間、チョコチョコ連絡しますよ」とか。マインドフルネスとかも、やりたいって思ってるけど、セルフマネジメントができている層はいいんだけど、「なかなかちょっと」みたいな、俺みたいな層とかは、”毎週火曜日10時にここにログインするとデルータさんが居てやってくれるとかだったらやるかもしれない層”とか。

:あるよー、そう思う。聞いてたら思ったんだけど、定点観測してる人なんだよね、きっと。

:そうそう、定点観測している感じ。その粒度が細かいのよ。1日1回以上やっているから。なんかこう「相談してください」って言っちゃうと、100m走れる人しか相談来なくって、雑談だと、50mで倒れてる人が、僕と雑談すると100mまでたどり着けるみたいな感じ。

:あー、そうねー。

:「なに相談していいかわかんない」とかいう人が、いっぱい滞留してて、それこそ優秀なコンサルタントとか専門家の人っているんだけど、かしこまっちゃうというか。コンサルタントの人たちって、優秀がゆえに単価も高いし、何を相談したらいいか決めてかないと行けない。

:ちゃんとした相談じゃないとね、みたいな。

:そういうのがあるから、「まぁ昨日のとーますさんだったら、チャットで繋げておけばいいか」とか、「チャットやし、気軽やし」なのもあるんで、うまくできたりするというのがひとつと、僕の良さが出るのは、けっこう”0/1”の人なので、「そういう発想もあるんや!みたいなのに毎日触れられるのがスゴイいい」って。

:さすが昨日のとーます!

:こういう1対1の雑談も、それはそれで良さはあるんだけど、チャットの方がタイムリー性があるのと、ログが完全に見えて残るから、わざわざ書き起こさなくてもいいし、まとまった時間を取らなくても、空き時間とかにお互い返せたりする。ChatWorkに基本的に集約しているんで、お互いプライベートもあんまり侵さないっていうか、今はそうしてる。お互い仕事しているときに雑談するくらいがいいかな。雑談の内容はいろいろあるんだけどね。プライベートなやつもあるし。ChatWorkの”チャット一覧” に”昨日のとーます×◯◯さん”っていう雑談スレッドがブワーッとあって。全員無料。それは無料。

:へぇー、その雑談のログを検索したりできるの?

:できるよ、ChatWorkはできるんですよ。あと、僕は話してアウトプットするタイプだけど、書いてアウトプットするタイプの人は、5画面分くらい、ひたすら自分の頭の中で考えていることを書いてきて、僕が「ウンウン」みたいな。

:んー、すごいわかる。定点観測の機能と、”そんな概念あるのね的”な意訳の機能と、あともう1個「王様の耳はロバの耳」の木の”うろ”?

:ああああー!

木のうろ

:「これ、今のうち吐き出しおきたい」なってあるじゃん!? あと電車の中とかで「いいこと思いついた!」って思ってもヒュンッて消えてくじゃん?それを「ちょっと覚えといて」みたいな。蔵か木の”うろ”かみたいな感覚。

:それもある。「覚えておいて」っていうのもあるし、あと吐き出したいタイプの人は溜まっちゃうと、「1人で書いているとアレだし、ブログにするとPVとか気にしちゃうけど、昨日のとーますさんだけやったら垂れ流ししとけ」みたいな感じで。それがすごく良くて、そういうのを普段から聞いていると、その人の凸も凹もわかるようになってくるし、どういうこと考えているかってのがっていうのが定点観測できていると、それこそ僕がやる理念形成をするためのインタビューとかをする前の、アセスメントの情報がめちゃくちゃ早く事前に取れるんですよ。

:そうだよねー。

:で、困ったときは、まず僕のとこに来るから”相談”が。僕で良ければ僕が受けるし、受けれなければ、専門のコンサルタントとか弁護士とか。仕事だったりとか、プライベートでも、弁護士とか専門家につなぐだろうし。「これは面白い仕事やなぁ!」っていう感じで、デルータさんとか黒子さんとか、みんな”起業の雑談コモン”みたいなのをやったら、士業とか個人経営者系はけっこうニーズあると思うんだよね。

:あるよねー、しゃべり相手いないもんね。

:身の丈で起業して、最初は「全然売上が立ってません」みたいな人でも、「とりあえずサポート頑張りまーす」みたい感じでやって、そうじゃない人はちょっともらう、みたいな感じとかはあるかもしれない。定点観測に寄り添っていくんで、大きくなってきたら、そこでお金をいただくっていう。今までは多分税理士とかもそうなんだけど、お金が払えるようになってからコンサルティングの営業をしていたんで。やっぱこう、小さいときから一緒にやっていくというのが、自然と依頼が来るっていうか。

:いいんだね。

:それを考えると”ビルッジ”みたいなのを東京に出しつつ、そういう人たちがそこで仕事をして育っていくというのが、ありなのと、東京はやはり地方在住の人が泊まる場所がないので、僕みたいに一週間滞在したいという人は、みんなでシェアオーナーでちょっと特定少数の合宿所みたいにして。ま、もらい方はいろいろあると思うんですけど。

:ちょいと泊まれるとこあるといいよね。

:いやー、シャツ置きたいんすよ。しわくちゃになるで。

:え?(笑)、あーシャツね。

:しわっしわで、これもう着れんやんみたいな。で結局1日目と同じ服着る(笑)。

:移動が嫌いなんだよね。

:というか、むしろ仕事と遊びの境界をなくしたいくらいなんで、ストレスのある仕事をとにかく排除していきたいっていう……。

:え!? 今あるの?

:今はあんまりないね、けっこう先々月くらいにだいぶ断ったりとかもしたんで。ま、売上は減ったけど、その分新しい依頼が来るような……。あとはその東京の事務所を俺がいくら出すか知らんけど、そういう投資もあるもんで、それなりには稼がないかんなみたいな(笑)。

:そうね、現実的には。

:まぁでも、正直一年後くらいは、もうあんま働きたくねぇなーみたいなのはある。雑談ばっかしていたいっすけど。

:(笑)。

積み重なってストーリーが生まれる

:「これは面白いな」という感じはするな。あとやっぱインタビューの仕組みは作りたいっすね。

:そうねー。

:いや個人の起業家さんにはめちゃくちゃニーズありますよ。

:でも、そうだよねー、しゃべってるなかで出てくるもんね。

:事前に、向こうが話したいこととか、こっちがこういうテーマでどうですかっていうのを、誰に出すわけじゃないけど、とりあえずインタビューしてもらって、それをログにしていくと、それが1年、3年分くらいとか溜まったら、冊子になるんじゃないかなって思う。

:すごい、プチ自分史だよね。

:そうそう、自分史自分史。それをもとに、経営理念とか、社員の理念浸透とか、あとは「経営者自身が何考えているかわからない」っていうのが、社員の中で多くって。ウルトラな社長とかだと、ぶっ飛んでるし。”脳みそを可視化してあげる”っていう意味では、社員さんにとって理念浸透よりいいかなっていう。

:こんなこと考えてるんだ、とかあるもんね。

:「そうだったんだ!」とか、僕もそうだけど、口に出すのが苦手とか、口に出すのが下手くそな人とか、文章にするのが下手くそな人とか、絶対男性に多くって。

:そうだよね、うん。

:それを可視化させてあげると、なんかもう、ライティングしてライティングして、ライティングでお金をもらって、最後それを編集して出版するところまでで別にお金をもらったら、普通になんとかなるんじゃないかな。それを物販で売ればいいんじゃないかなとか、その人に売ればいいんじゃないかな。

:うんうん、ねぇ!で、社員の人に読んでもらう。

:そうそう。それだったら、下手なコンサルティングするよりいいよ、たぶん。

:そうだよねー、ストーリーだもんね、それが一番の。

:採用にも使えるし。どこまで出すか知らんけど。

:めちゃ使えると思う。うん。

:逆にそれをマーケティングに使って、ブログにアップしていって売上につなげるとかもできると思うんで。いろんなのに使える自分史みたいのが……、これ出来上がったら、これは俺は欲しいな。

:そう。商品の説明とかサービスの説明はすごいするけど、「なんでそこに至ったのか?」とか普段どういうこと考えているから、こういうアウトプットなんだよねっていうのって、語られないけど、でもそこがファンになるポイントっていうかさ、実は。

:なんか、そこに至るプロセスとか、どろどろしたところとか、ま、多少編集するけど、結局なんかアイドルグループみたいなもんだよね。下積みからいろいろ知っているとかもそうやし……。

― あぁ、そうかもしんない。

:これからはストーリーでしか物も売れんし、定点観測は大事やなぁっていう……。俺もそうだもんな、なんだかんだ定点観測してる人のところに相談行ったりするし、そういうところから買うことも多いな。

:そうだよねー。定点観測してくれる人って、たとえば会社の中で数値的な評価はされないけど、すごい価値があって。みんな来るもんね、その人のところに。

:そうっすね。KPIとか成果には全然でないけど、”スナック的な価値”というか、情緒的な価値ですよね。機能的な成果ではないけど、情緒的な成果はすげぇ 大事やなぁ……。

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